昨日の予告どおり、力丸のワクチン接種のために病院へ行った。もちろんヤツは物凄く敏感なので、「今日はねぇ、お出かけだよ。しかも車でお出掛けだよーーーっ!」って言っても、いつものように、「いつ?いつ行くの?すぐ行こう!!早く、早く、、、ソワソワ」ってな、2本足で立ち上がって前足で人の太ももカリカリしつつ準備運動というわけにはいかない。何か表情がシラっとしている。ま、言ってみれば目点状態だ。それでも、一応ドライブはできるわけで、シブシブながらも準備をして出かけることはできた。だが、これまたいつものように、病院が近付くと、危険を察知して震えて足の踏ん張りがきかなくなるらしい。ブルブルのフニャフニャだ。でもまぁ、何と理由をつけようとも、年に1回のこのワクチンは欠かせないので、病院到着後、直ちに車を降りた。と、その時、ヤツは戦い前のチーをしようと電柱を探すフリをして、脱走を試みた。ふふ、そんなこたぁお見通しだもの、逃がさんぞ!空かさず抱っこに刑だ。でも、念のためにだが、今日の事件はこんな単純なことではないということを、まず断っておこう。それは、診察室で始まり、自宅まで尾を引く、重大な事件へと発展するのだ。
実は、飼い主である私は、肛門腺絞りに成功したためしがなく、仕方ないので、5月のフィラリアのお薬を貰う時と、秋のワクチンの時に、ついでに病院で処置してもらっている。で、今日ももちろん先生にお願いして、いとも簡単に処置は済み、抱っこして診察台を下り、待合室へと出た。その間何気に「臭うな、、、」とは思っていたが、でもまぁ、絞ってもらったばかりだし、そのせいかなぁーなんて思うことにして、その後も会計を待っていると、やっぱり力丸が臭う。臭うというよりも、はっきりと臭い!でも、まさかその場で力丸の全身を嗅ぎ回るわけにもいかず、会計7千円強を支払い、外へ出た。車に乗り込んでから、確かめてみると、なんと力丸の尻尾からゴルゴンゾーラの香り。ううううむ、先生ったら、肛門腺触った手で、力丸の尻尾つかんだなー。こりゃぁまいった。自宅までのドライブは、いつも通りにの私の膝の上で箱乗り。即ち、嫌でも鼻先に力丸の尻尾がやってくる。はっきり行って、私はゴルゴンゾーラをはじめとする、青カビ系や、香りのキツイチーズはその匂いのせいで食べられない。これはかなりのお仕置きだ。当の力丸も、時々後ろを振り返って鼻をクンクンしている。はぁ、、、参ったぞ!ワクチン接種後なので、1週間以上はシャンプーできない。私危うし!家に帰ってからすぐに、バディウォッシュという、とても良い香りのワンコ用固形石鹸をスポンジで泡立て、尻尾をキュキュキュっとつまみ洗いしてみたが、恐るべし、ゴルゴンゾーラ。良い香りの中に、そこはかとなく臭さが残ってしまっている。他は大丈夫かなぁと思い、力丸の右のお尻をチェック。これは大丈夫。それじゃぁ左ね。うはーー、来ました!ここにも残骸が、、、。折角昨日シャンプーをして、いい香りになっていたのに、一晩でゴル犬かい。1週間後が待ち遠しいよう。
最近のコメント