何から始めるかは其々の状況によると思いますので一概には言えませんが、まずは、候補に上がっている都市での1ヶ月の生活費がどれ位かかるのか、学費が大体どれくらいかかるのかを調べてみましょう。この段階でエージェントに問い合わせるのをどうしても避けたいのであれば、各エージェントのサイトに掲載されている学校のホームページを直接訪ねて、学費をチェックしてみるのも良いと思います。海外の学校とはいえ、中には日本語のページを持っているところも少なくありませんので、取り敢えずはやってみましょう。数校の学費を調べれば、おおよその金額も出ると思いますし、学校に寮がある場合や、ホームステイ等の斡旋をしてくれるところも数多くありますので、おおまかな宿泊費や食費は、概算ではありますが計算できると思います。ただ、シャンプーやリンス、石鹸、化粧品代等の生活必需品や、実際に学校に通い始めると、当然、通学等にかかる交通費や友人たちと食事をしたりお茶を飲んだりする費用、各々の学校が行うアクテビティへの参加にかかる費用等もありますので、ぎりぎりの予算で計画を立ててしまうと、色々な点でストレスを感じるかもしれず注意が必要かと思います。ですが、一般的に見て、学生が行くようなレストランやパブは然程高くはありませんし、映画を見るにしても、北米の場合はかなり安いですので、勉強が目的で渡航するのであれば、月に何万円ものお小遣いは必要ないのではないでしょうか。また、滞在中に旅行を計画しているのであれば、その分の予算を予め組み込んでおく方が良いと思います。(学校のアクティビティ等を上手く利用すれば、低予算で済ませることも可能ですが、それでも費用はかかりますので)
また、現地で勉強をしていく中で、必要と思えば、会話クラブに通ったり、チューターと呼ばれる家庭教師のようなものに、英語の個人指導を受けることもできますので、あまり言葉に自信は無い、でも頑張ってできる限りスキルを伸ばしたいというのであれば、利用するのも一つの手だと思います。それも予算に上乗せしておくと、後で困らないかもしれませんね。
そうして、1ヶ月にかかる大体の費用×希望滞在月数に、往復の交通費やビザの申請(必要な場合)等にかかる諸経費をはじめ、帰国時のお土産代等も忘れずに入れた上で、どれ位の期間、滞在が可能なのか、また必要な滞在期間に対してどれくらいの費用が必要なのかを出してみましょう。