スキーを教える日が増えるにつれて、それに伴う色々な出来事が起こってきます。
特に、冬休みということで、スクール自体がどこも忙しいということもありますが、
時には、とても気分の悪い思いをすることがあります。
タイトルに、過去最低と書きましたが、長ーーーいこと生きてきて((笑)
スキーに於いてというよりも、人生の中で最悪な気分になる出来事がありました。
実は、スキースクールで稼働する際、一般レッスンの担当で、外国人の方の受講申し込みがあると、
そちらの担当になることが多いのですが、金曜日がたまたまそういう日にあたっていました。
事前に何も知らされず、朝行くといきなりという感じだったのですが、
それはまぁ仕方のないことなのかも、、、。
で、受講される方は1月6日まで滞在の予定で、その間(約2週間)に
できる限り受講をしたいとのことで、講師のスケジュール調整が必要になったのですが、
生憎私は、自分のスケジュールが既にタイトな状況で、追加で受け持てる日が殆ど無いのです。
そこで、スクールの担当者に講師の調整を依頼したところ、
私のほかには受け持てる講師が居ないので、お断りするしかないとの回答なのですね。
それはないでしょうってことで、担当外の私がこんなことをしてもいいのかしら
と思いつつも、あちこちに電話をかけて当たっている内に、既に決まっている各日の嫁働メンバーの中に
英語が使える講師がいるということになったのですが、
その調整も私がすることになって、、、。
しかも、受講される方との連絡のやりとりも全て私にせよという指示です。
うーーむ、、、、何かが違う、、、。
私はあくまでも単発で稼働に入る一介の講師で、管理する側ではないのです。
何か問題が起きても、責任が持てる立場にはなく、また、負わせられるのは本位ではありません。
でもまぁ、翌日のレッスン受講希望もあり、乗りかかってしまった船なので、
結局、滞在中の受講分全ての調整をし、先方とのやり取りもメールで行なって、
ほぼ整ったところで事務の方と管理される方に、それまでに決まったことを報告し、
あとは事務の方にお任せしますのでということを、ご本人の前できちんと伝えて、
管理される方も「わかりました。」と言われて、私の手から離れたと思っていたのに、
日曜日にいきなり「27日の担当講師は誰ですか?」という問い合わせのメールです。
なんだかなーーーっ。日本語、通じてないのかなぁ、、、。
で、過去最悪というのはそのことではなくて、続きのような別件のような事件に発展するのです。
日曜日は、自分が担当する、今シーズンにスキーの指導者になるための検定を受けられる
方々のための、基礎強化講習を行うことになっていて、早朝から別のスキー場に行っていました。
講習開始の30分ほど前に、携帯電話が鳴ったので出てみると、
「外国人の生徒さんが先生の名前が入ったレッスンの予約表を持って来ています。」
とのことです。
まず、私が個人でレッスンを受けるということは、立場上有り得ず、それに、
とても大切な講習の担当日なので、スクールの嫁働を入れていない状況です。
何だかワケがわからず、「何も聞いていないし、本人に確認もせずにスケジュールを入れてしまうのは
困ります。」と言うと、学校の担当者の方と代わられて、同じことを伝えても、
私が勝手にレッスンを引き受けたの一点張りです。
「とにかく、その件については身に覚えがないし、既に他のスケジュールで他のスキー上に居るし、
そのようなことをすること自体有り得ないので、まずは調べて欲しい。」と言っても聞く耳を持たず、
頭ごなしの状況です。
まず、私は、連盟の仕事の関係で、勝手に色々なことを引き受けられない立場にあり、
引き受ける仕事にも順位が決められていて、スケジュールを入れる際、その順位を考えて
調整を行うし、連盟から依頼された仕事と、元々、そのシーズンに所属することになっている
スクールや、それに準ずる嫁働以外で活動をするには、予め連盟に申請を行い、
許可を受ける必要があります。
それをしないと、かなりマズイことになるので、元々忙しいのもありますが、
最初からスケジュールに組まれている以外のことは特別なことがない限り
お断りをしている中での出来事です。
あまりにも拉致があかず、講習開始の時間も迫ってきているので、
「兎に角、その状況のソースがどこにあるのかを調べて先方に確認をして、
その結果を私にもすぐに知らせて下さい。」と強い口調で言って電話を切りましたが、
気分が良いわけがありません。
結果的にいうと、私と同性同名のインストラクターが所属するスクールが、
インターネットを利用して外国人の受講者を募っていて、たまたまその予約を入れた受講者が、
間違えて、私が稼働するスキー学校に来てしまい騒ぎになったということなのですが、
何よりもまず、腹立たしく、悲しいのは、「私ってそんなに信用されない人間だったのだなぁ」
ということです。
それと、人を疑うということに対する、担当者の考えの甘さについてです。
、
「もう時間がないから取り敢えず謝っとこう」という対応をもしも私がしていたら、
下手をすると、資格を失いかねない内容のことなのに、「誤りだった」の一言で済まされてしまう、、、
本当に大袈裟でなく、生きてきた中で最低の出来事でした。
気分は良くはならないけれど、追加で入ってしまった例のレッスンで、明日は学校に行かねばなりません。
ヘソを曲げ続けていても良いけれど、そうすると自分も楽しくないですよね。
大人はたいへんです。許しがたいことも許していかなければなりません。
明日は笑顔で行けますように。
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